日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2008年年会講演予稿集
セッションID: 3H05
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溶液プロセスによるBaTiO3の低温合成と形態制御
*伊地知 大片桐 清文河本 邦仁
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抄録
BaTiO3は極めて高い比誘電率を持つことから強誘電体として知られ、コンデンサ、PTCサーミスタ、強誘電体メモリーなどとしても広く応用されている。従来の溶液プロセスによるBaTiO3合成は水熱法あるいはゾル-ゲル法などある程度の熱処理を必要とするものがほとんどであった。本研究では100℃以下の低温で高い結晶性を有するBaTiO3の溶液プロセスによる合成法の確立を目的とした。さらに反応条件(溶媒、反応時間、濃度)によってその形態を制御することについても検討した。
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©  日本セラミックス協会 2008
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