日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第22回秋季シンポジウム
セッションID: 2P19
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PbO-B2O3およびBi2O3-B2O3融液へのAg2Oの溶解度
*野口 雄一郎若杉 隆角野 広平
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キーワード: ホウ酸塩, 溶解度, Ag2O, 熱力学
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抄録
融液とAgを900℃大気雰囲気下で平衡させた。溶液中のAg2O濃度はAgと大気中のO2との平衡により決まる。平衡到達後、急冷し、試料の組成分析を行い、融液へのAg2Oの溶解度を測定した。B2O3濃度の低下に従いAg2Oの溶解度は低下したが、Na2O-B2O3融液と比べると、Bi2O3-B2O3、PbO-B2O3融液ではAg2Oの溶解度が高く、Bi2O3-B2O3、PbO-B2O3、の順にAg2Oの溶解度が高くなった。Ag2Oの溶解度へのPbOおよびBi2O3の影響は比較的小さく、Bi2O3、PbOの順に影響が小さいことがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2009
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