日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 2P007
会議情報

セラミック繊維による瓦素地の強化
*田中 寿郎矢冨 幹征原田 亮菅 雅彦山室 佐益
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
多孔質セラミックスである瓦は重く割れやすいという欠点があり、耐震性や運搬の際に問題となってくる。そこで現在軽量高強度化の研究が進められているが、本研究ではセラミック繊維を瓦素地に添加することで繊維強化をし、高強度化させることを目的に研究を行った。作製方法として100μm程度の短繊維と坏土を直接混練することで試料作製をした。評価方法として収縮率、嵩密度、吸水率、曲げ強度、SEM観察などを行った。結果、繊維強化によって焼成変形を抑え、気孔量増大に対して強度を保持できることが分かった。
著者関連情報
©  日本セラミックス協会 2009
前の記事 次の記事
feedback
Top