日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 3H22
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水熱合成過程におけるBaTiO3の成長方向とTiO2表面方位の関係
*龍 穣鈴木 利昌水野 洋一
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抄録
水熱合成過程におけるBaTiO3の形成と微構造を観察した。透過電子顕微鏡観察から、BaTiO3はルチル型のTiO2の{110}、{100}表面上に選択的に核形成・成長することが示唆された。BTとTiO2の間には[100]BT//[1-10]TiO2, [001]BT// [111]TiO2と [100]BT//[100]TiO2, [011]BT//[001]TiO2の2種類の方位関係が成り立っていた。特定のTiO2表面上でBTが成長するか確認するため、幾つかの面方位を持つTiO2基板をTi源として水熱合成させたBTを高分解能観察した。
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©  日本セラミックス協会 2009
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