日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2009年年会講演予稿集
セッションID: 1F23
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合成したα-LiFeO2のCO2吸収と構造相転移
*亀山 明宏柳瀬 郁夫小林 秀彦
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抄録
300~500℃程度で、二酸化炭素を吸収・放出できるリチウムフェライトの構造相転移と二酸化炭素吸収能について調査した。高温相であるα型リチウムフェライトは二酸化炭素を吸収すると低温安定相であるβ相に構造相転移した。二酸化炭素吸収能は構造相転移の程度の大きいもの程、低下した。相転移割合の大きい試料ほど、格子定数が小さかった。組成分析の結果、Li格子欠陥を有するものは格子定数が小さく、構造相転移しやすいことが分かった。
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©  日本セラミックス協会 2009
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