抄録
水熱法では種々条件を変化させたがNaTaO3を合成出来ず、いずれの条件でもNa2Ta2O6が得られた。一方、ソルボサーマル法ではタンタル1mmolに対して7~8mmolのNaOHを用いることで、NaTaO3の単相合成に成功した。得られた粒子をSTEM観察したところ、5~10nmの粒子が凝集し30nmほどの立方体粒子を形成していることがわかった。BET比表面積は約100m2/gであったこと。得られた試料の水分解活性試験を行ったところ、NiOを6wt%坦持したときに1時間あたり約840μmolの水素が発生した。