抄録
酸化亜鉛セラミックスは様々な特性を持った機能性材料であり、特に電子材料として多く利用されている。アルミナやビスマスなどの微量元素添加や多孔体などの形状変化によりその特性を向上できる。本研究では、制御された格子構造をCADソフトウエアによりモデリングすることで気孔率を制御したデンドライト構造酸化亜鉛セラミックスを作製した。成形は光造形法で行った。光硬化性樹脂に酸化亜鉛粒子を混合したスラリーを装置基板上に均一塗布し、モデルの二次元断面をレーザーでスキャニングする。これを繰り返すことで、三次元構造体を得る。構造体に熱処理を施すことで焼結体を得、その焼結体は欠陥等もなくモデルを精密に再現できた。