抄録
我々はこれまで、固体型CO2吸収材料としてLi系複合酸化物(Li4SiO4,Li2CuO2)を中心に研究を行ってきた。しかし、Li系複合酸化物のLiはコストがかかるために、安価で大量に入手が可能であるMgOに注目をした。MgOのCO2との反応ギブスエネルギーを計算したところ常温においてMgOがCO2と反応するという計算結果が得られたために、新たなCO2吸収材料として期待できる。よって、本研究では常温・CO2雰囲気下で遊星ボールミルを用いてMgOを微粉末化させる過程におけるMgOとCO2間の反応について調査することを目的とした。その結果として、MgOをCO2雰囲気下で微粉化することにより常温でCO2を吸収することが確認できた。