抄録
機械・構造物に熱的・機械的ひずみなどの外乱が加わると、種々の損傷が発生し、その機能は低下する。したがって、外乱による損傷発生メカニズムと損傷による機能低下メカニズムの両方を把握することが必要であり、その基盤となるのが損傷の検出・評価技術である。本講演では、セラミックス部材に発生する損傷のアコースティックエミッション(AE)法による検出・評価の原理や応用について解説するとともに、具体的事例、たとえば、フレキシブル太陽電池にひずみが作用した際の損傷発生と損傷による発電機能低下に関する研究例やセラミックスの熱応力下での破壊(熱衝撃破壊)の際の損傷評価について紹介する。