日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 2H04
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カプセルHIP法とコンビナトリアル技術による各種水酸化物からのMgAl2O4低温合成条件の探索
五島 佑治*藤本 憲次郎伊藤 滋
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抄録
我々はこれまでに、MgO , -Al2O3混合物に少量の水を添加してHIP処理(200 MPa)することにより、本来1000℃以上で合成されるMgAl2O4が500℃で得られることを見出した。これは、少量の水がHIP環境下において反応を促すためと考えられる。また最近では、水酸化物を出発原料に用いた場合でも同様の効果が得られた。そこで本研究では、MgおよびAlの出発原料を複数準備し、特に水酸化物と高圧反応の関連性に注目し反応結果を調査した。その結果、「水酸化物原料」、「500℃処理」、「50 MPa以上」の条件を満たすライブラリーは、全てMgAl2O4を得ることができた。当該プロセスは144からなるライブラリーに対し、実質2週間の時間を要し、従来のone by oneによるものと比べ、実験速度が6倍以上上昇した。今後、プロセスを検討することで、高圧力コンビナトリアル探索への展開も期待できる成果となった。
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©  日本セラミックス協会 2011
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