日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2011年年会講演予稿集
セッションID: 2L01
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ホーランダイト型複合酸化物の窒素酸化物吸着特性
*山川 千尋伊藤 滋藤本 憲次郎
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抄録
ホーランダイト型複合酸化物は、一次元イオン導電体や放射性廃棄物固定化体だけでなく、近年では窒素酸化物選択還元触媒としての機能も検討されている。触媒機能を評価する上で、試料表面に対するガスの吸着サイトを解明することは重要である。本研究では、KxGaxTi8-xO16(KGTO, x~1.6)とKyGaySn8-yO16 (KGSO, y~2.0)について、拡散反射赤外分光法を用いて構造と吸着の関連性を調査した。各粉末試料に対して室温から700℃までのNO吸着状態を観察したところ、KGTOでは200℃、KGSOでは400℃でNO脱離が完了した。また、ピークの強度差からKGTOよりもKGSOの吸着量が多いと考えられる。この違いはKGTOとKGSOの表面構造の違いに起因すると考えられる。また前処理ガスを制御することによりNO吸着に顕著な変化も見られた。
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©  日本セラミックス協会 2011
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