日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 1P102
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生体分子をカプセル化するシリカナノ粒子の合成と酵素活性評価
*伊藤 公康冨田 昌弘加藤 且也
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抄録
酵素は適切な担体(例えばシリカ)に固定化させ、その活性安定性を向上させる手法が用いられている。しかし、通常シリカ粒子はシリコンアルコキシドの酸塩基加水分解・重合反応によって合成されることが多いため、酸・塩基条件のため酵素活性が低下する。そこで今回は常温常圧・中性条件下で合成できるポリペプチドを触媒とし、シリカ骨格の酵素固定化カプセル作成方法の開発とシリカに封入された酵素の活性の増大と安定化を目的に行った。
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©  日本セラミックス協会 2012
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