抄録
ソルボサーマル法を用いて金属酸化物の前駆体を合成した。出発物質として七モリブデン酸六アンモニウムとチタンテトライソプロポキシドをMo / ( Mo + Ti ) = 0.0、0.2、0.4、0.5、0.6、0.8、1.0の比となるように混合し溶媒であるエチレングリコールに溶かした後毎分6.5℃で190℃まで加熱した。得られた前駆体試料は(Mo+Ti)=0.0、0.8、1.0では粉末が、それ以外の割合ではゲル状試料が得られた。XRD測定の結果すべて非晶質だった。また500℃3時間焼成することにより結晶性の各種金属酸化物に対応するピークを示した。ゲル状前駆体をガラス基板に塗布して焼成したところ緻密な薄膜が得られた。