日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
2012年年会講演予稿集
セッションID: 3C24
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酸表面処理による結晶化TiO2光触媒の高活性化
*吉岡 謙神谷 秀博奥田 徹也藤井 寿上元 好仁
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抄録
これまで非晶質の酸化チタン粒子を硫酸基修飾することで光触媒活性が向上できることを見出していた。これに対し,結晶化した酸化チタン粒子表面を過酸化水素水によって非晶質化した上で,硫酸基を含むオキソ酸基で修飾することを試みた。アナターゼ型酸化チタンでは,硫酸基修飾あるいはタングステン酸基修飾することで2倍近い活性の向上が確認できた。ルチル型では,硫酸基修飾で約9倍,タングステン酸基修飾で約5倍という顕著な活性の向上が確認できた。
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©  日本セラミックス協会 2012
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