抄録
女性は思春期に初経が始まり、閉するでの約 女性は思春期に初経が始まり、閉経するまでの約40年、毎月月経と 向き合うこと になる。女性 の9割に 月経に伴うさまざまな身体・精神症状(月経随伴症状) が起こり、40年間のうちの半分から1/3はなんらか の痛みや愁訴と つきあうこと となる。 日々の健康のためには、栄養(食事)・運動・休養(睡眠)が大切であ るが、女性は特に体調の浮き沈みが大きく、三要素による体調管理が適切に行われることで、これらの負 担が軽減される可能性がある。女性が体調を適切に管理でき、痛みや愁訴から少しでも解放されれば女 性の社会進出について有益であるばかりでなく、結果として社会全体の損失を軽減することにつながるだ ろう。 そこで本稿では、月経随伴症状と食事や生活習慣に関する時間栄養学との関係性を概説し、現在 までに分かっている実態を紹介しつつ、時間栄養学的視点から女性の生活の質(Quality of life; QOL QOL)向上につながる可能性について考察していきたい。