Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
Print ISSN : 1348-9844
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症例
潰瘍性大腸炎に合併した大腸Inflammatory Fibroid Polypの1例
江原 彰仁山門 進桑名 壮太郎小林 剛関田 祥久瀬尾 継彦三井 啓吾米澤 真興柴田 喜明永田 和弘田中 周辰口 篤志藤森 俊二岸田 輝幸坂本 長逸
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2005 年 67 巻 2 号 p. 106-107

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抄録
 症例は54歳女性。平成元年に潰瘍性大腸炎と診断され,以後サラゾスルファピリジン内服等で通院中であった。平成16年11月にHb9.7mg/dlの貧血がみられたため下部消化管内視鏡検査を施行したところ,約2年前に5mmであったポリープが,びらんや白苔が付着した55mmの巨大な有茎性ポリープに増大していた。このポリープを出血源と考え,内視鏡的粘膜切除術を施行した。病理組織学所見で血管の増生,線維芽細胞の増殖,著明な炎症細胞浸潤を認め,大腸Inflammatory Fibroid Polypと診断した。大腸におけるInflammatory Fibroid Polypの報告は少なく,潰瘍性大腸炎に併発した例の報告は本邦では本症例で2例目であった。
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© 2005 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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