抄録
症例は58歳男性。1998年の健診で上部消化管造影で食道上部に狭窄を指摘されたが経過観察となった。2004年6月の健診で上部消化管造影で食道上部の狭窄と胃前庭部の変形を指摘された。10月6日の当院の上部消化管内視鏡で切歯から20cmに全周性の狭窄を認め,内視鏡治療目的で11月24日入院。11月25日に狭窄部に対しアルゴンプラズマ凝固術およびバルーン拡張術を施行した。その後スコープが通過可能となった。治療後,経過良好のため,12月1日退院,2005年5月27日に経過観察目的で施行した上部消化管内視鏡ではスコープの通過は可能であった。