東邦大学医療センター大橋病院/消化器内科
東邦大学医療センター大橋病院/外科
東邦大学医療センター大橋病院/病理部
2005 年 67 巻 2 号 p. 76-77
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60歳代男性,X線造影と内視鏡では胃全体に大小不同の腫瘤陰影が多発した。病理組織像や小腸,大腸の多発ポリープ,臨床所見からCronkhite-Canada症候群(CCS)と診断した。投薬で過形成性ポリープは改善したが胃角部と前庭部の隆起は残存し,再生検では腺癌だった。CCSのポリープは過形成性であるが癌合併の可能性も考慮し,早期に十分な治療を行い残存している病変については厳重に観察していく必要がある。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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