Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
原発巣の診断に難渋し転移性骨・皮膚腫瘍,癌性胸膜炎を合併した残胃癌の1例
平出 綾子新井 勝人本間 直北村 勝哉倉橋 利徳馬場 俊之野津 史彦吉川 望海井廻 道夫高梨 秀一郎平山 雄一大田 秀一
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キーワード: 原発不明癌, 胃癌
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2006 年 68 巻 2 号 p. 112-113

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抄録
 症例は55歳男性。転移性骨腫瘍に対する原発巣検索と放射線治療目的で当科に入院した。44歳時に胃癌で幽門側胃切除術の既往があり,転移の可能性も含め原発巣検索を行うも不明であった。その後転移性皮膚腫瘍や癌性胸膜炎も合併,全身状態悪化し死亡した。剖検での詳細な観察により,胃体上部小彎に進行胃癌があり,皮膚・胸水と同様に低分化型腺癌を認めたため原発巣と考えられた。生前の診断が困難な残胃癌の1例を報告する。
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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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