Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
多発癌様の内視鏡像を呈した胃癌の1例
萩原 信敏宮下 正夫山田 智彦野村 務牧野 浩司高橋 健赤城 一郎加藤 俊二木山 輝郎奥田 武志藤田 逸郎山下 精彦山下 直行桜澤 信行田尻 孝
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キーワード: 5型胃癌, 多発胃癌
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2006 年 69 巻 2 号 p. 68-69

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抄録
 胃前庭部に複雑な形態を示す胃癌の1例を経験した。症例は56歳男性。内視鏡像は前庭部大彎から後壁に3箇所の周提を伴う潰瘍性病変が近接しており,大彎側と後壁の病変の連続性はなく腫瘍間の境界は明瞭であった。摘出標本の組織学的所見では,中分化型腺癌が潰瘍性病変の間に連続して広がっていたため,同一病変と判断された。肉眼形態の極めて稀な胃癌であり,癌の発育進展を検討する上で貴重な症例であると考え報告する。
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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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