Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
Von Willebrand病に合併した出血性胃過形成性ポリープの1例
片山 裕視高橋 盛男鈴木 一義桑山 肇
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2006 年 69 巻 2 号 p. 70-71

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抄録

 患者は54歳の女性。タール便を主訴に来院,上部消化管内視鏡検査にて胃体下部に3mmの山田Ⅱ型ポリープからのoozing認めclipping施行。8歳時よりvon Willebrand病指摘されており血液第Ⅷ因子製剤投与後EMR施行した。病理組織学的検査ではfoveolar typeのhyperplastic polypの像であった。血液凝固異常を伴う患者では小ポリープでも積極的な治療を要すると思われた。

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© 2006 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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