Progress of Digestive Endoscopy
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症例
内視鏡を用い,ガストログラフィンにて完全駆虫した無鉤条虫症の1例
大山 徳成塩崎 裕士田原 利行高田 光平
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2007 年 70 巻 2 号 p. 102-103

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抄録
 牛生肉摂取歴のある25歳男性。便中への白色紐状物の混入を主訴に来院,駆虫目的で入院した。十分な前処置施行後,内視鏡を十二指腸下行脚まで挿入し,散布型チューブにてガストログラフィン300mlを注入した。X線透視下で虫体の移動が確認でき,内視鏡挿入から25分後,頭節を有する損傷のない虫体が排出された。条虫症の駆虫において内視鏡を用いたガストログラフィン注入は速やかに完全駆虫が得られ,有効な治療法と考えられた。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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