Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
有鈎義歯誤飲に対し大腸内視鏡にて摘出し得た1例
梶原 祐策川口 淳上田 俊秀今井 順永尾 重昭伊藤 和郎三浦 総一郎
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キーワード: 有鈎義歯, 誤飲
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2007 年 70 巻 2 号 p. 108-109

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抄録
 症例は93歳男性で,誤飲した有鈎義歯がS状結腸下行結腸移行部に停留した為,義歯回収目的で前医より紹介受診された。穿通や穿孔,腹膜炎を疑う所見はなく,内視鏡先端に透明フードを装着して内視鏡摘出術を行った。義歯埋没部に深い潰瘍形成がみられたが,穿通や穿孔は認められなかった。禁飲食として抗菌薬を投与し,5日後に退院となった。下部消化管に停留した有鈎義歯に対し,大腸内視鏡摘出術が奏功した症例報告は稀である。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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