Progress of Digestive Endoscopy
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症例
傍乳頭憩室内への重複開口を認めたLemmel症候群の1例
落合 紀宏鈴木 香峰理藤澤 信隆齋藤 久美子横山 春子小山 茂
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2007 年 70 巻 2 号 p. 118-119

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抄録
 症例は78歳の男性。主訴は腹部膨満感と白色便。胆道系酵素上昇に加えCTやMRCPで総胆管の拡張を認めた。ERCPで乳頭からの造影では膵管のみ描出されたが,口側に食物残渣のある傍乳頭憩室があり,憩室内に開口部を認めカテーテル挿入にて総胆管が造影された。総胆管は軽度拡張を認めたのみで陰影欠損や狭窄像はなかった。傍乳頭憩室内に胆管が重複開口し食物残渣によりLemmel症候群を合併した稀な症例と考えられた。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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