Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
進行肝細胞癌を合併したためESDを施行した胃SM深部浸潤癌の1例
水野 芳枝新井 晋今井 幸紀安藤 さつき吉野 廉子中島 さやか中村 有香小池 雅美齊藤 詠子濱岡 和宏藤盛 健二稲生 実枝石川 惠子名越 澄子伴 慎一持田 智
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2007 年 70 巻 2 号 p. 90-91

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抄録
 症例は74歳の男性。C型肝硬変として経過観察中に肝細胞癌と胃癌の重複癌が発見された。肝硬変はChild-Pugh分類がgrade Aであったが,肝内転移が認められるためTAE,TAIを施行した。胃癌はEUSにてSM深部浸潤癌と診断したが,肝癌が予後を規定すると判断し,外科的切除は行わなかった。筋層と腫瘍の間にはSM層がわずかに認められたため,ESDを施行して断端陰性で切除することができた。外科的切除術が不能な合併症を有する胃癌症例では,SM2まで浸潤していてもESDが治療の選択肢となり得ると考えられた。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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