Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
虚血性十二指腸炎と考えられた1例
平畑 光一藤沼 澄夫掛村 忠義須田 浩晃佐藤 浩一郎富永 健司根本 夕夏子伊藤 紗代三枝 善伯前谷 容
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2007 年 70 巻 2 号 p. 94-95

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抄録
 症例は67歳男性。パーキンソン病に伴う経口摂取困難のため,胃瘻造設依頼された。上部消化管内視鏡で十二指腸下行脚に発赤・潰瘍と一部に出血を認めた。同部からの生検で粘膜固有層にうっ血・浮腫があり,粘膜下層に出血巣も認められたため,内視鏡的所見と考え合わせて虚血性の変化と考えられた。その後,絶食・制酸剤の投与による改善,食物負荷による増悪を繰り返した。虚血性十二指腸炎は稀であり,文献的考察を加え報告した。
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© 2007 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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