自治医科大学内科学講座/消化器内科学部門
自治医科大学内科学講座/外科学講座消化器外科学部門
2007 年 71 巻 2 号 p. 104-105
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Ehlers-Danlos症候群(以下,EDS)のうち,血管型は,自然経過で腸管の穿孔を起こすことが報告されている。今回我々は,血便精査で施行した大腸内視鏡検査(以下,CS)後に結腸穿孔をきたした症例を経験した。結腸穿孔の原因として,CS時の過送気が誘因である可能性が否定できない。今回の経験から,EDS(血管型)の患者に対するCSは,穿孔の危険性が高く,その適応には慎重な判断を要すると考えられた。
消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy
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