Progress of Digestive Endoscopy
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症例
Endocytoscopy(超拡大内視鏡)が診断に有用であった食道粘膜癌
江頭 秀人門馬 久美子根本 哲生藤原 純子江川 直人
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キーワード: endocytoscopy, 食道癌
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2008 年 72 巻 2 号 p. 50-51

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抄録
 Endocytoscopyの基礎研究として,食道切除標本のヨード不染を検討し,細胞密度の上昇,核の大きさ・形態や配列の不均一性,細胞認識性の低下や背景の染色むらが,全層性扁平上皮癌に特徴的な所見であることが判明した。Endocytoscopyを診断困難な食道病変に対して臨床応用した結果,生検組織を得ることなく全層性扁平上皮癌の診断が可能であった。ヨード染色や生検にて病変の形態が変化しやすい早期の食道癌では,endocytoscopyによる診断が臨床診断の一助となるものと考える。
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© 2008 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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