Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
Print ISSN : 1348-9844
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症例
Histoacrylによる胃静脈瘤治療後に胃体下部に現れた異物性肉芽腫の1例
三浦 隆生西山 竜荻原 章史益岡 晋也細井 亜希子松本 直樹中河原 浩史大城 周山本 敏樹宇野 昭毅大谷 豪中島 典子田中 直英森山 光彦
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2008 年 73 巻 2 号 p. 140-141

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抄録
 胃静脈瘤の治療では,Histoacryl(HA)を胃静脈瘤に穿刺注入し,ポリマーの形成によって静脈瘤内を栓塞する硬化療法が行われる。今回我々はHAによる胃静脈瘤治療後に,穿刺部位とは異なる部位(胃体部)にその形態が変化する多発の潰瘍性病変を認めた症例を経験した。HAポリマーの排出時に生じた異物性肉芽腫を伴う潰瘍,および隆起性病変であると考えられた。出血性胃静脈瘤に対してHA穿刺後,穿刺部位とは異なる部位に肉芽腫が発症し,その経過中に形態変化を示した症例を経験したので報告する。
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© 2008 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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