Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
Print ISSN : 1348-9844
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症例
壁深達度が困難であった横行結腸癌の1例
齋藤 淳一小林 直之中村 哲也岩田 憲治上山 義人池田 俊昭齋藤 光浩堀川 ひとみ武藤 英知栗原 英二
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キーワード: 大腸癌, 壁深達度診断
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2009 年 75 巻 2 号 p. 104-105

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抄録
 78歳,女性。便潜血陽性。注腸造影で横行結腸に径15mmのⅠs病変を認めた。病変内側は不整,深達度SMと判断した。内視鏡でハウストラ上にⅡa+Ⅱc病変を認めた。正常粘膜との境界明瞭で,深達度SM massive~MPと診断,腸切除を施行。切除標本で径16mmのⅡc病変と漿膜の変色を認め,深達度SSと考えられた。病理組織学的に漿膜下層近傍まで中分化型腺癌が浸潤し,深達度はpMPであった。壁深達度診断ではハウストラの影響を考慮することが必要である。
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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