Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
粘膜下腫瘍様の形態を呈した食道リンパ濾胞過形成の1例
草野 昌男前嶋 隆平島田 憲宏山極 哲也大楽 尚弘小島 敏明織内 龍生池谷 伸一桶渡 信夫浅野 重之
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2009 年 75 巻 2 号 p. 56-57

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抄録
 症例は59歳,男性。57歳時,C型慢性肝炎治療の際の上部消化管内視鏡検査で食道に粘膜下腫瘍が認められた。生検で悪性所見はみられなかったが,1年後の生検で悪性リンパ腫を否定できない所見であったため,精査加療のため入院。EUSでは第3層に径6mmの低エコー腫瘤を認め,全身検索で他に病変が認められないことからEMRを施行した。病理組織学的には,隆起に一致して粘膜下にリンパ濾胞の過形成が認められた。悪性リンパ腫と鑑別を要し,示唆に富む貴重な症例と考えられた。
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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