Progress of Digestive Endoscopy
Online ISSN : 2187-4999
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症例
短期間に形態変化をきたした早期大腸癌の1例
田畑 拓久宅間 健介桑田 剛安食 元来間 佐和子江頭 秀人藤原 崇神澤 輝実江川 直人藤原 純子荒川 丈夫門馬 久美子小泉 浩一
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キーワード: 形態変化, 早期大腸癌
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2010 年 76 巻 2 号 p. 94-95

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抄録
 症例は73歳女性。便潜血陽性を指摘され当科受診した。大腸内視鏡検査でS状結腸に0-Ⅱa+Ⅱc型(LST-NG)病変を認め,内視鏡的粘膜切除術を予定した。3週間後の内視鏡的粘膜切除時には,同病変は0-Ⅱa+Ⅰs型に形態が変化していた。病理組織学的には,隆起部分に異型度の異なる中分化腺癌を含んだ高分化腺癌であった。腫瘍の短期間での形態変化には様々な要因があるが,本例では物理的刺激や異型度の差異が一因であると考えられた。
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© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
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