国立感染症研究所昆虫医科学部
2021 年 36 巻 2 号 p. 71-75
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富山県の北東部のO川沿いのO温泉旅館においてクサギカメムシの飛来を2008年から観察を行っている結果を報告した.飛来数には明らかな年次変化が観られ,2010〜12年と2017〜19年が多く,2009年,2013年,2016年が少なかった.それらには飛来期の9月中下旬から10月上中旬の気象と幼虫の発育期の6月から8月の気象が少なからず関与している事が示唆された.また,前年12月から当年4月の降雪量が秋の飛来数に影響を与えていることが推測された.
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