静脈学
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日本静脈学会国際委員会報告
静脈学国際指標の日本語翻訳事業1—翻訳事業総論およびCEAP分類—
赤木 大輔今井 崇裕孟 真渡部 芳子福田 和歌子星野 祐二細井 温小川 智弘八巻 隆
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ジャーナル オープンアクセス

2021 年 32 巻 1 号 p. 69-76

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抄録

日本静脈学会国際委員会では,静脈学国際的指標の日本語版作成を進めている.翻訳事業の概要と方法について報告した.また,静脈学国際的指標のうち,CEAP(Clinical-Etiology-Anatomy-Pathophysiology)分類は,そのすべてまたは一部が今日,殆どの慢性静脈疾患に関する臨床論文に用いられていると言えるほどの普遍的な分類である.2020年に16年ぶりに改訂された最新のCEAP分類について日本語翻訳とその使用法の実際を記載した.学会公式版として日常臨床/研究にお役立ていただけると幸いである.

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