日本写真学会誌
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埋蔵文化財と写真記録の現状と課題
井本 昭
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2003 年 66 巻 Suppliment1 号 p. 18-19

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抄録

埋蔵文化財とは、地中に埋もれている過去の人類の遺跡や遺物のことである。考古学は、遺跡の発掘により、どのような遺構から、どのような遺物が、どのような状態で出土したかを調査研究し、「人間の遺したものを使つて、過去の人間の生活 (文化) を復元する」ことを目的としている。
埋蔵文化財は、祖先の遺したもの=国民共有の財産という認識に立つている。埋蔵文化財調査と写真記録の現状と課題、さらに埋蔵文化財写真技術研究会の活動について述べてみる。

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