日本写真学会誌
Online ISSN : 1884-5932
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最新号
選択された号の論文の3件中1~3を表示しています
  • 水口 淳
    2025 年88 巻4 号 p. 336-343
    発行日: 2025/11/20
    公開日: 2025/12/15
    ジャーナル オープンアクセス
    ソニーにおけるスチルカメラ開発の歴史についてまとめた.筆者が直接関与した,ディジタル一眼レフカメラへの参入からミラーレスカメラへ展開・発展していく時期の製品を中心に,ニュースリリース等の公開情報による,それ以外の製品についての内容を加え,ソニー全体のカメラ史として構成した.マビカ試作機,マビカ(スチルビデオ),デジタルマビカ,サイバーショット,そしてα,NEX,それぞれについて,登場からその後の展開を記述する.
  • 名越 応昇, 徳永 幸雄
    2025 年88 巻4 号 p. 344-354
    発行日: 2025/11/20
    公開日: 2025/12/15
    ジャーナル オープンアクセス
    昨今,アナログからデジタル社会に大きく転換し,写真プリントはアナログの銀塩方式からデジタルのインクジェット方式へ変わった.それにより,簡単に写真を自宅でプリントし,楽しむことができるようになった.三菱製紙はインクジェットの黎明期から様々なインクジェット用紙を開発しており,高いシェアと高い技術力を持っている.年代に沿って,当社のインクジェット用紙および応用製品の開発の歴史について記した.
  • 内田 孝幸, 海老澤 模奈人, 岩田 悠希, 星野 龍彦, 武井 琉奈, 熊坂 憲広, 越地 福朗, 正 洋樹, 中川 真人
    2025 年88 巻4 号 p. 355-367
    発行日: 2025/11/20
    公開日: 2025/12/15
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では,相模原市登録有形文化財であり,2025 年 7 月以降に解体が発表された旧陸軍通信学校将校集会所を対象としてデジタルアーカイブス化を目的とした記録調査を実施した.調査方法として,①ドローンを用いたフォトグラメトリによる 3D モデル構築,②赤外線スポット光を利用する構造化光方式スキャナ,③ハンディ型 LiDAR スキャナを主に活用し,加えてメジャーおよび単点型レーザー距離計による手測りも併用した.得られた各種 3D モデルについては妥当性と精度の比較検討を行い,文化財記録における有効性を検証した.特に構造化光方式によって生成したデータを用い,一般公開後も誰もが再訪可能となるウォークスルー機能を備えたデジタル空間での公開を実現した.さらに調査の過程では,外壁において下見板の上にサイディングボードを後施工した痕跡が確認され,改築部分と当初から存在した部屋の内壁のずれまで明確に判別可能であることを示した.本成果は,文化財解体前の記録保存における 3Dスキャン技術の有効性を具体的に示す事例とした.
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