日本写真学会誌
Online ISSN : 1884-5932
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最新号
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特集:第6回アンビエント技術セミナー
解説
特集:画像保存
解説
解説
  • 別所 毅隆
    2019 年 82 巻 1 号 p. 49-53
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/26
    ジャーナル フリー

    カリウムドープされた有機金属ハライドペロブスカイトを有する太陽電池特性は,ヒステリシスが解消され,かつ20%を超えるエネルギー変換効率(PCE)を示した.カリウムイオン(K)添加量の増加に伴い結晶の格子定数は拡大することが明らかになった.光吸収端と発光ピークのそれぞれの位置が長波長側に移動したことから,Kの添加によりバンドギャップが狭まることが確認された.5%K添加ペロブスカイト膜の伝導帯最下端のエネルギー位置は,電子注入先であるLi処理された酸化チタンナノ粒子のそれよりも浅い位置に移動した.加えて,Kが含まれない場合に確認されたペロブスカイト膜内の結晶粒界は,5%K添加にて解消された.このため,酸化チタン/ペロブスカイト界面における電荷注入と膜内のキャリア拡散が円滑に行われるようになり,結果として,ヒステリシスの解消と20%を超えるエネルギー変換効率を得られた.

  • -X線画像診断法の確立とそのデジタル化-
    高田 俊二
    2019 年 82 巻 1 号 p. 54-62
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/26
    ジャーナル フリー

    現在の医療はPACSによる画像診断に支えられているが,その端緒はX線の発見にある.しかし,X線画像診断法として確立するには,人体によるX線散乱線除去など診断に必要な画像レベルに到達させる必要があった.次の課題は,被爆線量低減のための高感度化,診断即時化のための迅速処理および診断能向上のための高画質化であったが,蛍光増感紙とX線フィルムの継続的改良によって解決されていった.画像診断のデジタル化は,これら課題の延長線上にあり,CRあるいはDRと呼ばれるフラットパネルによる画像取得とドライイメージャーおよびディスプレーによる画像表示によりその進化が着実に進んできた.

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