順天堂大学医学部病理学 (I) 教室
1983 年 29 巻 4 号 p. 491-498
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慢性肝疾患について, 外科的生検材料と剖検材料を用いて病理学的に検討した結果, 次の所見が得られた. (1). 非B型輸血後肝炎はB型肝炎に比べて, 病変が軽度であり, 肝線維症になり易い傾向を示した. (2). 肝細胞癌の転移率は肉眼的には塊状型で高く, 組織学的には低分化型肝細胞癌群の全ての症例に, 広範囲に転移が見られた.
順天堂醫事雑誌
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