順天堂医学
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特集 眼と全身性疾患 ―眼科医と内科医のよりよい理解と病診連携を目指して―
膠原病領域における眼病変
-内科医の立場から-
村島 温子
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キーワード: 眼病変, 膠原病
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1999 年 45 巻 3 号 p. 336-342

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抄録
全身性疾患である膠原病では多彩な病態を示す眼病変がしばしばみられる. 本領域では視力予後にもかかわる重要な病変であるぶどう膜炎・血管病変の頻度が高い. またシェーグレン症候群をしばしば合併し乾燥性角結膜炎が問題となる. 一方, ステロイド剤の副作用の影響もあり白内障・緑内障が多くみられる. 膠原病の診療においては内科医と眼科医の連係が重要である.
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© 1999 順天堂医学会
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