語彙の階層構造に基づく申請書の自動記入

抄録

現在ウェッブから入会手続きなどが行えるオンライン申請のページが多数存在する。記入されたデータを記憶することで、申請作業を効率化することができる。しかしそれらはデータの意味内容まで考慮しないため、データの再利用がうまく機能しないことが多い。本稿では、申請書の項目の構造を表す語彙階層を利用して、過去に記入されたデータを再利用することで、ユーザーの入力の負担を軽減する方法を提案する。