人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第20回 (2006)
セッションID: 1F3-4
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ユーザの目的達成を支援する知識をもった操作インタフェースの開発
*大西 可奈子小林 一郎
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抄録
近年,コンピュータの価格低下やインターネットの普及により,コンピュータを使用する機会は格段に増加している.それに伴い,さまざまな機能を備えたアプリケーションソフトウェアが提供されるようになってきた.これは一見すべての人に利便性を与えているように見えるが,実際は多くの人がソフトウェアを使いこなせていない.
近い将来,情報家電が家庭に入ってきた時に,それぞれの複雑な操作をひとつの情報集約端末(例えば癒しの効果を持つペット型ロボットなど)を使って自然言語で操作できる様なインタフェースの必要性が高まると言える.この様なことを踏まえ,本研究では,言語指示で複数のアプリケーションソフトウェア(本研究においてはMS Word,MS Excel,MS Outlookを対象にする)を操作するためのインタフェースの開発を目的とする.
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© 2006 社団法人 人工知能学会
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