人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第24回 (2010)
セッションID: 1A5-3
会議情報

データの非正規性を活用する因果構造探索法と事前情報の利用
*稲積 孝紀十河 泰弘清水 昌平河原 吉伸鷲尾 隆
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

構造方程式モデルと呼ばれる統計モデルを用いた因果構造探索を議論する。従来法はデータ共分散行列の情報しか用いないことが多いため、モデルを一意に同定できない問題があった。最近、データの非正規性を活用することで、この問題を解消できる場合があることがわかってきた。だが、現在の非正規性を使う方法は、データ情報のみを用い、事前情報があっても利用しない。本発表では、事前情報も利用することで探索性能の向上を図る。

著者関連情報
© 2010 一般社団法人 人工知能学会
前の記事 次の記事
feedback
Top