複数供給源からの分散協調型エネルギー供給量決定プロトコル

抄録

複数の供給源が分散している状態で、どこからどこへどれだけの「エネルギー」を供給すればいいかという問題を供給源同士が協調して解くことを考える。 これを解くために、施設配置問題の0-1変数を0から1の連続値または離散値をとる変数として定式化する。これにより供給源の生産量を表す。 以上のように定式化した問題を解くラグランジュ緩和を利用した分散型解法を提案し、実験により解法の評価を行う。