人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第26回 (2012)
セッションID: 2M2-2
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エージェントの身体の変化による対話表現への動的な制約
*大澤 博隆尾形 正泰小池 京太郎今井 倫太
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抄録

人間は、他者を感じる擬人化要素を環境中の区画から検出することで、発生源を特定できない情報があたかもその区画から発せられたかのように解釈してしまう。この、擬人化による情報局所化を介すると、会話における指示語の起点を任意の場所に移動することができ、音声対話における表現を拡張できる。本研究では全方位台車を使った空間への姿勢付与、ユーザの身体部位の擬人化表現などを介し、情報局所化が拡張する対話例を示す。

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© 2012 一般社団法人 人工知能学会
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