主催: 社団法人 人工知能学会
会議名: 2012年度人工知能学会全国大会(第26回)
回次: 26
開催地: 山口県山口市 山口県教育会館等
開催日: 2012/06/12 - 2012/06/15
ユーザの能動性や気付きを誘発するなど、不便には益がある。キーボードの刻印を無くして敢えて視覚フィードバックを無くす不便は、知覚─行動サイクルからカップリングへと誘う。不便の益を新たなシステムに実装するアイデアの多くは、ユーザに発見や工夫を許し、自己肯定感を醸成させる仕掛けである。この「許す」から「誘う」に転じる仕掛けはないか、不便益研究の側からは、仕掛学に期待するところ、大である。