主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2013年度人工知能学会全国大会(第27回)
回次: 27
開催地: 富山県富山市 富山国際会議場
開催日: 2013/06/04 - 2013/06/07
経験事象としての推論は、持続する推論主体に拠って立つ。推論主体は進行形の運動を絶えず更改する。この進行形の更改を担うのが観測による観測の相対化、内部観測である。不完全性を不可避とする一階言語を内部観測で補間すると、その言語に新たな決定可能性を付与することができる。個としてのトークンの集合から出現する新たな個としてのトークン・プロセッサは、その決定可能性が発揮された顕著な具体例である。