人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 1L3-OS-24a-3in
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自己組織的に環境変化を感知し方策を遷移する緩対称性推論モデル
*甲野 佑高橋 達二
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抄録

動物の認知的な価値評価の性質である相対評価,信頼性の考慮,満足化という3種を満たすモデルとして緩対称性推論モデル(LS)が存在する.我々は特に基準への満足度合いを考慮する価値評価法に着目し,それに特化させたモデルとしてLS-VRを開発した.本研究では,未知環境において意思決定する単純な課題としてN本腕バンディット問題を扱い,非定常な生態的環境においてLS-VRが優れた成績を有することを示す.

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© 2013 一般社団法人 人工知能学会
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