人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 1L3-OS-24a-5
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対称性推論と運動学習の分節化
*浦上 大輔高橋 達二アルスビヒーン ヒシャムアルアルワン アリー関口 暁宣松尾 芳樹
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抄録

強化学習によって複雑な運動を獲得するために,複数の内部モデルの構築や複数の報酬を用意することにより,動作を分節して学習する方法が研究されている.本研究では,このような方法を用いず,人間の推論傾向(論理を混同する傾向)を模倣してQ学習に応用することにより同様の運動が獲得できることを,大車輪ロボットを例として検証する.その結果をもとに,学習過程における記号の分節化と混同の両義性について議論する.

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© 2013 一般社団法人 人工知能学会
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