人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 3G4-OS-12b-2
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高重心モデルを用いたヒトの動的安定制御と知による身体制御
*長谷川 克也跡見 友章廣瀬 昇田中 和哉清水 美穂跡見 順子
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抄録

一般に構造体は重心位置が高いほど不安定にあるとされるが、ヒトは進化の過程で直立を得たことから重量物である頭部を高い位置に配置することになり四足歩行に対して安定を失ったかに見える。そこでヒトが二足歩行を得たことにより失った静的安定性に対し、単純な高重心モデルによる動的安定性と制御の関係を示し、ヒトが頭部を高位置に配置し高重心構造体として進化したことにより得た「知による」身体制御について考察する。

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© 2013 一般社団法人 人工知能学会
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