人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第27回 (2013)
セッションID: 3G4-OS-12b-6
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モノゴト四階層で生の営みをみる
*諏訪 正樹跡見 順子
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抄録

ひとはからだという物理的なモノに,意識を宿らせて生を営む.意味,解釈,意図,思考などを総じて「意識」と呼ぶことにする.意識行為の産物が体験であり,体験はコトである.からだというモノを疎かにせず,しかもモノとコトの両者をスコープに入れることが知の研究のあるべき姿である.身体,行為,機能,目的の4階層(前者二つがモノ,後者がコト)で生の営みをみることは重要な研究基盤になり得ることを論じたい.

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© 2013 一般社団法人 人工知能学会
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