人工知能学会全国大会論文集
Online ISSN : 2758-7347
第32回 (2018)
セッションID: 1E1-05
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形状変化に着目した定性空間表現の提案
*東末 桃高橋 和子
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抄録

本発表では,形状の変化を記述するための定性的表現を考案し,その表現を使った 時空間推論について述べる.生命科学の分野における細胞分裂や臓器形成等の 発生過程を記号表現することで,定性的なシミュレーションや, 異常な状態からその原因の説明生成をすることができる. 発生過程を形状の変化としてとらえると,オブジェクト自身が曲がる, 空洞がつくられる,あるいは分裂する などの特有の変化を見ることができる.本研究では, そのような特徴を定性的に記述する言語を考案し, 与えられた状態から可能な状態遷移を 見つけるための条件を示し,発生生物学への応用を目指す.

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© 2018 一般社団法人 人工知能学会
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