主催: 一般社団法人 人工知能学会
会議名: 2018年度人工知能学会全国大会(第32回)
回次: 32
開催地: 鹿児島県鹿児島市 城山ホテル鹿児島
開催日: 2018/06/05 - 2018/06/08
本発表では,形状の変化を記述するための定性的表現を考案し,その表現を使った 時空間推論について述べる.生命科学の分野における細胞分裂や臓器形成等の 発生過程を記号表現することで,定性的なシミュレーションや, 異常な状態からその原因の説明生成をすることができる. 発生過程を形状の変化としてとらえると,オブジェクト自身が曲がる, 空洞がつくられる,あるいは分裂する などの特有の変化を見ることができる.本研究では, そのような特徴を定性的に記述する言語を考案し, 与えられた状態から可能な状態遷移を 見つけるための条件を示し,発生生物学への応用を目指す.